隙間と穴が大好き
自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群(ASD)のぽっぽ君は、回るものと光るもの以外にも、
隙間と穴
が大好物です。
格子状の隙間から、中を覗き見したり、中に石などを入れることが、1歳のころから好きで、未だにそれは治りません。
換気扇や室外機も格子状の枠があるので、回っていなくても気になって仕方ありません。
特に気になるのが、排水口!
道にある排水口から家の排水口、保育園の排水口、至る所の排水口をじっと見ています。
こういうのですね↓
1歳から2歳までは排水口の隙間から中に石を入れるということを毎日2時間は公園でやっていました…
保育園に入るまではスマホを見ながら、私はそれに付き合ってました。
公園で他の子が楽しそうにボールや滑り台などで遊ぶ中、ウチのぽっぽ君は違うな…とちょっとやり切れない気持ちになっていました。
そして、穴も至る所で見つけては、のぞいています。
壁に空いた穴、コンセントの穴、スイッチの下にある小さな穴、道に空いている穴…
世の中にこんなに穴があることを息子に教えてもらいました(笑)
水族館や動物園など、どこへ遊びに行っても、本来の目的である魚や動物ではなく、穴や隙間ばかり探しては見ています。
それを見て未だにイライラしてしまうことも多いのですが、こればっかりは仕方ないです、
と何度も毎日自分に言い聞かせています。
アスペルガー症候群の特徴の1つに、
人とは違うところに興味を持つ
というのがありますが、正にその通りです。
でも、穴と隙間ばっかりじゃ、興味の幅が広がらないので、色々と他のことに誘うようにしてますけど、それも結構体力のいることなんですよね〜。
あんまり自分が頑張りすぎても空回りして疲れてしまってイライラしたりして逆効果なので、無理無く、ゆったりと頑張れるときだけ頑張ろうと思います。