アスペルガー症候群(ASD)の息子とHappy Life

広汎性発達障害の3歳の息子との生活を綴っています。同じ悩みを抱えるお母さんたちと気持ちを共感しあえたら良いなと思っています。

療育開始

自閉症アスペルガー症候群のぽっぽ君が療育を受け始めて、しばらくは子供たちの集団に入ることを頑なに嫌がりました。

私と一緒でも嫌がり、ごろごろ寝転がったりイヤイヤモード全開でした。

 

アンパンマンショーなど、子供が喜ぶイベントでさえも、人が多いことが原因で嫌がるのですから…

 

トイレに行く時間は決められているのですが、みんなと一緒に行くのが嫌で、後で1人で行っていました。

 

療育の外遊びの時間では室外機の前で立ち止まったり、マンホールの穴を覗き込んだりといういつもの遊びをしていました。

療育の先生方はそういう子供たちをたくさん見ているので、とても理解を示してくれ、そういう意味では私はとても楽でした。

 

最初のうちはイヤイヤばかりでとても大変でしたが、少しずつですが、慣れてきました。

他の子のやる行動に拍手をしたり、トイレに行けるようになってきました。

 

療育開始してから1ヶ月足らずで、他の市に引っ越しになってしまいましたが、ここでの療育はとても為になったと思います。

 

新しい市では希望する療育施設がいっぱいで、仕方なく他の市の民間の療育施設である幼児教室に通うことになりました。

 

私は毎日、ただただ親として子供が自立できるよう早くから出来る限りのことをしてあげよう、という気持ちを持って生活しています。

毎日大変なことがたくさんありますが、いつかこれが息子の将来に良い影響をもたらしてくれる、と信じています。

 

なんせ、そう思わないと毎日頑張れない、というのもありますが…(^^;

 

 

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療育開始までの道のり

アスペルガー症候群(ASD)のぽっぽ君が療育を始めるまでには、色々な経緯等があり、私もすごく勉強になりました。

 

そもそも療育に通うきっかけとなったのは、ぽっぽ君が2歳半になった頃、ふと私が保育園の園長先生に、

『ウチの子、回るものばかり見てちょっと心配なんですよねー』

と言ったことから始まりました。

 

何気なく話したつもりだったのですが、園長先生は待ってましたとばかりに、

『私もそれは思ってました。回るもの、おもちゃの車も寝そべってタイヤが回るのばかり見ていますから。ぽっぽ君のことではないですけど、自閉症アスペルガー症候群の子にも同じ様子が見られるんですよ。そんなにひどい感じではないので、心配ないと思いますが、お母さんが心配されているのであれば、専門家さんに相談されてみては?こちらから紹介しますよ。』

と言われました。

そこまで考えてなかったのですが、専門家の予約を取るのも数ヶ月待ちという状況というのを聞き、何も無かったら無かったで、いいか、と思い、念のため予約だけ園長先生にお願いすることにしました。

 

専門家である臨床心理士さんとぽっぽ君が2歳10ヶ月の頃に相談会が開かれることになりました。

そこで、やはり言葉がほとんど出ていないこと、目が合いにくいことを指摘され、療育というものがあるので、療育に通ってみるのはどうですか?

と勧められました。

療育というものがどういうものかいまいち分からなかったのですが、健常の子でも療育を受けることで成長が促されるということを聞いて、療育を受けることを決めました。

 

その頃の私の気持ちは、

やっぱり何かぽっぽ君はおかしいのかな…

と思い始め、やるせない気持ちと、

いや、ウチは何も問題ない。

という風に思い込もうとしている自分がいました。

 

実際に療育を始めるのにあたり、療育施設での面接、体験、市の専門家による面接等、ぽっぽ君を連れての療育に向けての活動はとても大変なものでした。

面接では、愚図る、癇癪起こす、室外機を見つけると動かなくなる、無理やり行こうとすると泣いて暴れてどうしようもなくなる、

療育の体験では、集団が苦手なぽっぽ君は、療育の他の子どもたちの集団から逃げ続け、泣いて寝そべる、など、療育の活動はほとんどできず、本当に大変でした。

 

幸い、二男が保育園に行ってくれていたことだけはかなり助かっていました。

 

療育、本当に効果あるのか…、

仕事もしなくてはいけない中、体力的にも本当に続くのだろうか、と不安でした。

 

ですが、ぽっぽ君のために、やらないよりはやったほうがいいだろうと思い、療育開始の手続きを頑張り、母子通園で療育を受けることを決めました。

 

実際に療育を受け始めた話はまた次回にします。

 

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他人と比べること

アスペルガー症候群(ASD)のぽっぽ君について、本当に色々と親の心の葛藤があります。

 

やはり、親というのは、

『ウチの子は普通だ』

と思いたいのです。

 

私もぽっぽ君の障害を認めながらも未だにその望みを持ち続けていて、

『なんだ、みんなと変わらないじゃないの』

と思ったり、やはり年少組さんのみんなを見ていると、

『やっぱり、ウチの子幼すぎる…。遅れてるわ…』

と他の子と比べて一喜一憂しています。

 

そりゃ、そうです。

他の子が出来るようになったことが、ぽっぽ君がやっと出来るようになっても、他の子どもたちはさらにさらに成長していっているのですから。

 

発達障害の子供を育てている母親は皆、

他の子と比べることで得することは1つも無い

と言います。

 

そんなことを言いつつも、私も分かっていながら、他の子と比べてしまうのです。

 

ウチの子はウチの子で良いところがいっぱいある!!

といつも思うし、分かっていながらでも、毎日その繰り返しです。

 

比べるのは良くない!

と思っても、人は健常者でも他人と比べてしまうのはしょうがないことなのかな、と最近は思うようにしています。

 

私自身も、

あのお母さんは子どもが3人もいるのに、いつもキレイだなぁ、それに比べて私は…

とか、

あそこのお母さんはキャラ弁が上手でいいなぁ、それに比べて私の作るお弁当はダメだー!ごめん、息子。

とか、色々人と比べてしまっています。

 

比べてしまったこと自体で、私はダメだ、と落ち込んでしまうので、比べることは人間だから仕方ないことなんだ!と割り切ることにしました。

 

もう、なんだか独り言です。

ブログに載せることで気持ちの整理がつきました。

読んでくれて、ありがとうございます^_^

 

蒸気機関車の中に行けたね!

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育てにくさというもの

アスペルガー症候群(ASD)のぽっぽ君は1歳6ヶ月で保育園に入園しました。

 

2歳を過ぎた頃に、保育園の園長先生から、

『ぽっぽ君、育てにくいと感じたことないですか?』

と聞かれました。

大変だったけれど、初めての子供だったので、2歳なんてこんなものじゃないのかなー、と考えていて、

『大変ですけど、2歳ってこんな感じじゃないんですかね』

と答えたら、

『そうですか。それならいいんですけど…』

という会話で終わりました。

 

今思えば、園長先生はぽっぽ君に違和感を抱いていて、母親はどう思っているのか聞きたかった、もしくは気づかせようとしていたのだと思います。

 

正直、大変だったけれど、他のお母さんも2歳は大変と言うし、育てにくいという意味が分かっていませんでした。

 

次男が誕生してから、発達障害であるアスペルガー症候群の子供の育てにくさを知りました。

次男を育てていると、

あぁ、これが普通なんだ…

と思うことがたくさんあります(次男も他の発達障害があるかもしれませんが、今のところは大丈夫そうです)。

 

育てにくさ

 

これは、ぽっぽ君に対して明らかにありました。

次男は公園に行けば、普通に砂場やブランコ、滑り台で楽しく遊びます。

ぽっぽ君はやはり遊び方が変わっていて、笑うことについても、私が理解できないことで笑います。

こだわりが酷く、スイッチが付いてないと怒ったり、椅子に座る際の椅子の位置もひどく気にします。

 

そういうことだったんだ、と思いました。

 

最近、次男も回るものや電気が気になるみたいですが、兄とはどうやら違う感じがしています。

 

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二人目の誕生

発達障害アスペルガー症候群(ASD)であるぽっぽ君に弟が誕生したのは、ぽっぽ君が1歳10ヶ月の頃でした。

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計画的に2人目を産んだ訳ではなかったので、2人も育てられるだろうかと不安でしたが、妊娠がわかった時には、とても嬉しかったです。

 

ぽっぽ君はその頃にはもうこだわりの強さが前面に出ていて、いつもと同じ道を通らないと酷いくらいの癇癪を起こし、道路に寝そべって暴れたり、いつもと順番の違う出来事が起こると大泣きして暴れたりと、新生児の次男を抱えながらの生活は本当に地獄でした。

 

正直長い間ぽっぽ君を可愛いと思えませんでした。

こだわりの強さと回るものや光るものばかり見ている長男は他の子の行動と全く違うため、可愛らしささえ感じられませんでした。

 

でも、そんな感情をぽっぽ君に悟られてはいけないと思っていて、次男よりもぽっぽ君優先でそれはそれは可愛がりました。

あまりに酷いと手が出てしまうこともしばしばありましたが…

 

あの地獄の日々から光が差し込んだのは次男が10ヶ月くらいになってきてからです。

自分でハイハイして、母乳も卒業して、自分で食べ物を食べ出すようになり、だいぶ楽になりました。

ぽっぽ君は相変わらずでしたが…

 

アスペルガーのぽっぽ君は人に興味が無いのに、次男だけは可愛がってくれています。

それは本当に2人目を産んでよかった、と旦那ともいつも話しています。

次男ももしかしたら発達障害かもしれませんが、ぽっぽ君の成長を見ていると兄弟がいるっていうことがどんな療育よりも効果があるんだな、と毎日感じています。

 

発達障害の子がいるのに2人目なんて大変すぎて考えられないと、2人目の壁に当たっている人も多いと思います。

ウチは、大変だけれど、弟ができたことで、ぽっぽ君の障害の部分のケアが楽になったことがたくさんあります。

旦那は2人目をあまり欲しそうではなかったので、計画せずに妊娠してしまったことがウチは功を奏したと思っています。

 

夫婦で2人を見ながら、

『2人目できて良かったね』

と口を揃えています。

 

 

 

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隙間と穴が大好き

自閉症スペクトラムアスペルガー症候群(ASD)のぽっぽ君は、回るものと光るもの以外にも、

隙間と穴

が大好物です。

 

格子状の隙間から、中を覗き見したり、中に石などを入れることが、1歳のころから好きで、未だにそれは治りません。

 

換気扇や室外機も格子状の枠があるので、回っていなくても気になって仕方ありません。

 

特に気になるのが、排水口!

道にある排水口から家の排水口、保育園の排水口、至る所の排水口をじっと見ています。

 

こういうのですね↓

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1歳から2歳までは排水口の隙間から中に石を入れるということを毎日2時間は公園でやっていました…

保育園に入るまではスマホを見ながら、私はそれに付き合ってました。

公園で他の子が楽しそうにボールや滑り台などで遊ぶ中、ウチのぽっぽ君は違うな…とちょっとやり切れない気持ちになっていました。

 

そして、穴も至る所で見つけては、のぞいています。

壁に空いた穴、コンセントの穴、スイッチの下にある小さな穴、道に空いている穴…

世の中にこんなに穴があることを息子に教えてもらいました(笑)

 

水族館や動物園など、どこへ遊びに行っても、本来の目的である魚や動物ではなく、穴や隙間ばかり探しては見ています。

それを見て未だにイライラしてしまうことも多いのですが、こればっかりは仕方ないです、

と何度も毎日自分に言い聞かせています。

 

アスペルガー症候群の特徴の1つに、

人とは違うところに興味を持つ

というのがありますが、正にその通りです。

 

でも、穴と隙間ばっかりじゃ、興味の幅が広がらないので、色々と他のことに誘うようにしてますけど、それも結構体力のいることなんですよね〜。

 

あんまり自分が頑張りすぎても空回りして疲れてしまってイライラしたりして逆効果なので、無理無く、ゆったりと頑張れるときだけ頑張ろうと思います。

 

 

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パズルと蒸気機関車

ウチのアスペルガー症候群(ASD)のぽっぽ君はパズルが極端にできません。

2歳くらいの子ができる4ピースのパズルも怪しいです。

アスペルガー症候群(ASD)というのはその子によって症状が違うのでウチの場合はパズルが極端に苦手みたいです。

 

なので、2日に1回くらいはパズルの練習をさせています。

 

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この公文の9ピースのものを練習中です。

これも買いました。

日を変えて練習しています。↓

 

何回かやってもなかなか出来ませんが、少しは慣れてきているような気がします。

 

しかし、昨日驚愕なことが分かりました。

試しに35ピースの蒸気機関車のパズルをやらせてみたんです。

これ↓

 

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なんと、蒸気機関車の部品の位置を細かく覚えているため、蒸気機関車の部分のみ正確にパズルを当てはめることができたのです。

さすが、ぽっぽ君!

 

大人でもそれはちょっと難しいぞ。

 

好きなものを通じて、苦手なものをやらせる重要性が見つかった気がします。

 

好きなことを通して他にも色々学んでいったらいいなぁ、と思います。

 

ちなみに蒸気機関車の種類、D51型とか、C10型とかですね、SLやまぐち号、SL銀河、SL北びわこ号などなど、もっとたくさんの機関車を勝手に覚えてしまいました。

そこから、数字やアルファベット、ひらがなも少し読めるようになりました。

 

この本のおかげです。

 

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今度、蒸気機関車見に行こうね!

 

 

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